―――――――― キャラクター編:十三階段 ――――――――


■四小旧校舎に住まうお化け、十三階段(じゅうさんかいだん)

十三階段 今回は第一話最大のネタバレキャラクターの十三階段です。
彼女からの電話が倫の不安と恐怖を煽ったのですからね。

十三階段は、七誌野市立第四小学校の旧校舎に住み着いているお化けです。
階段の十三段目を異次元空間につなぎ、そこへ人を誘い怖がらせることが彼女のお化けとしての役割です。

しかし第二話にて、まさかのピアノお化けへの転職を考え始めてしまうのですよね(笑)

彼女の夢は「新しい学校の怪談を作ること」です。はてさてどんなものになるのかは今後の展開をお待ちくださいね。

彼女のイメージカラーは濃いめのピンク色です。立ち絵にて身体に纏う妖力の色がそれです。ちなみに、実体化をしているときは妖力は描かれていません。

あと、イラストからは分かりにくいかも知れませんが、本編では「お胸が大きい」ということになっています。そのため、胸の谷間を作者サービスでチラ見せしています(笑)

あと、彼女は果実のザクロが好きです。
ななしメンバーでかき氷を食べる際は
倫:リンゴ/イチゴ ・重深歌:ブルーハワイ ・十三階段:ザクロ/ピーチ
とでもしましょうか(笑)



名前の決定に悩みました。
十三階段のお化けだから十三階段に落ち着かせたわけですが……。言いにくいとか変な名前とか言われそうで心配でした。仮にもヒロインの一人なのですからね。

階段だから「ステア」とか考えたものです。結局それじゃ外国人みたいじゃないかと思いやめましたが……。

第一話で倫があれこれと呼び名を提案していましたが、全て却下されていましたね(笑)








■十三階段のデザインに関して

・デザインに関しては、服装に結構迷いました。お化けが現代っぽい服を着ているのは変だし、かといって昔ながらの着物はなんか階段お化けのイメージに合わないし……で、今の独特不思議な感じのものに落ち着きました。

肩口から素肌が見えるのが、色気を感じさせていいですね! 脱いだら凄いですよ!(線画段階で見えてますけども……)

あと、現時点では、彼女の後ろ髪の長さと、腰紐の後ろがどうなっているかは決まっていません(汗)

前髪がちょいぱっつんなのも特徴です。

十三階段
十三階段にもまた旧デザインが存在します。

これは、「怪談再生委員会」というお話を考えたときに描いたものです。デザイン説明は画像をご覧ください。

はて、怪談再生委員会とはなに? って思いますよね。これは、私が設定周りと序盤だけで作るのをやめた同人小説です。(たぶん、2週間くらいでやめたでしょうか)
やめの理由は、作成途中に、現在のななしのお話を閃いたからです。




そんな、怪談再生委員会はどんなお話かというと……。

全国的に学校の怪談が減少傾向にある現代。怪談業界で働くお化けたちは危機感を抱いていました。
そしてとある高校に、十三階段のお化け(少女)が派遣されます。彼女の目的は、怪談を一つももたぬこの学校(新築)の旧校舎を拠点に、再び学校の怪談をつくることです。
しかし、思わぬアクシデントで、旧校舎にいた一人の少年を階段から落としてしまいます。
少年は臨死体験をしますが、無事に意識を取り戻します。しかし、臨死体験をしたことで、お化けが見えるようになってしまいます。

そして十三階段と出会います。

――少年とお化け少女のお話が始まります。


……こんな感じのお話です。この後、学校支配を目論む悪いお化けと戦ったり、怪談を見事根づかせている学校への視察、有力なお化けへ“学校お化けにならないか”とスカウトしたりとするお話です。




■十三階段の性格に関して

十三階段はやや自信過剰な性格です。自分のことを天才といったり、神様に喧嘩を吹っ掛けるような態度をとったりと、なかなかの男勝り? なところがあります。
お話の作者にさえ、「血祭りに連れて行ってやろう」と言いますし……。ひぇ〜。

あと、少々言葉が悪いところがありますね。「一生寝てろ」「浅ガキ」などがそうでしょうか。

一方、意外と打たれ弱く泣き虫なところもあります。第一話、二話ともに自身の弱さに泣く場面があります。本当は繊細なんです。

倫や重深歌と出会って、少しばかりですが人間との関わり合いも悪くないなと思い始めています。ずっと、誰もいない学校に一人だったため誰かを恋しいと思ったりするのです。



それでは、今回はこのくらいでおしまいです。(^o^)ノ

次回は3月29日頃を予定しています。




inserted by FC2 system